日本ファイナンス学会第29回大会オンライン開催のご案内

日本ファイナンス学会第29回大会は2021年6月5日(土)、6日(日)と、東京工業大学を主催校として 、第28回大会に続きオンライン方式により開催されました。井上光太郎大会委員長、芹田敏夫プログラム委員長はじめ委員の皆様、ならびに主催校関係者のご尽力に支えられ、熱心な議論とスムーズな大会運営がなされ成功裡に閉幕しました。
 今回の大会も、多数の応募論文が寄せられ、そのなかから52論文が報告されました。
 今回、年次大会としては初めて、海外からのオンラインKeynote Speechとして、JohnR.Graham 氏(D. Richard Mead Professor of Finance at the Fuqua School of Business at Duke University, President of The American Finance Association)が「 Corporate Flexibility in a Time of Crisis」のテーマで 講演し、朝早い時間だったにも関わらず、100名を超える方が視聴しました。 
また、昨年の秋季研究大会に続き、特別公開セッション(実務家連携セッション。テーマは「COVID19ショックと金融市場・企業金融」「バリューは死んだか」)を設け、講演・パネルディスカッションを行ったところ、300人近い多数の方が参加されました。
 また、会長講演も実務家連携セッションに続いて公開セッションとして行われ、210名の視聴を得て盛会でした。演題は「株式所有構造と企業統治:我々はどこから来たのか、どこへ行くのか」でした。

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