(視聴受付開始)第29回研究観望会オンライン開催のご案内

開催日:2022年03月15日

【第29回研究観望会受付開始】
第29回研究観望会を下記の要領にて開催いたします。どなたでも視聴可能です。
下記の「申し込みフォームへ(一般参加の方へ)」よりお申込み下さい。
お申込み完了後、視聴用URLの記載された申込み完了メールをお送りいたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
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テーマ : 「金融仲介が資産価格に与える影響―応用ミクロ経済理論の整理」
報告者 : 佐藤 祐己 氏(慶應義塾大学)
日時  : 2022年3月16日(水) 18:30~
     Zoomウェビナーによるオンライン開催
     (講演時間90分+質疑応答30分予定)
概要  :
近年、世界の金融資本市場における投資の形態は急速に変化してきた。市場の高度化・複雑化に伴い、一般の個人投資家による直接投資の比率は大きく減少し、彼らの資金を委託されたミューチュアルファンドやヘッジファンド等の金融仲介機関による投資が増加しているのだ。こうした仲介機関の台頭は、資産価格の形成プロセスを変化させ、結果として経済全体の資源配分や社会厚生に大きな影響を与えていると考えられる。そのメカニズムは具体的にどのようなもので、資産価格や社会厚生は具体的にどのような影響を受けるのだろうか。本講演では、合理的な経済主体を仮定した応用ミクロ経済学の理論に対象を絞り、関連する研究を紹介していく。具体的には、金融仲介におけるエージェンシー問題がもたらすミスプライシング、仲介者同士の戦略的駆け引きがもたらすミスプライシング、金融仲介を取り入れた動学的市場均衡モデル等を取り上げる予定である。

終了いたしました。

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