大会 / 2025年11月15日
開催日:2025年11月15日
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日本ファイナンス学会では、第7回秋季研究大会を2025年11月15日(土)にZoomによるオンライン形式で開催いたします。今回は、一般報告セッション・ジュニアセッションに加え、一橋大学の篠崎裕司氏による特別レクチャー「ディープ・ヘッジの紹介:数理ファイナンスの考え方と深層学習による発展可能性」を予定しております。最新の研究成果について議論し、会員相互の交流を深める場として、ぜひご参加賜りますようお願い申し上げます。
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大会開催日時/会場
日 時:2025年11月15日(土)10:00~16:30
会 場:オンライン開催(Zoom)
参加費:無料(ご参加いただけるのは原則会員のみとなります。)
参加方法:Zoomミーティング(事前のお申込みは不要です。)
特別レクチャー
テーマ:ディープ・ヘッジの紹介:数理ファイナンスの考え方と深層学習による発展可能性
報告者:篠崎裕司氏(一橋大学)
日時:2025年11月15日(土)13:00〜14:15
概要:
本レクチャーでは、数理ファイナンスの基本的な考え方を、実務的視点を交えながら整理した上で、近年話題となっている「ディープ・ヘッジ(Deep Hedging)」の概要を紹介する。まず、ヘッジの問題設定を振り返った上で、複製、裁定、リスク中立などの基礎概念を整理し、デリバティブ・ビジネスにおけるリスク・ヘッジの手法を概観する。その上で、深層学習をヘッジに応用した技術であるディープ・ヘッジ(不確実な将来シナリオ下で、設定されたリスクを最小化するための戦略を、ニューラルネットワークにより学習する手法)に関し、モデル・アルゴリズムの概要、利点や留意点、今後の課題などについてまとめる。とくに、ディープ・ヘッジにより既存の数理ファイナンスの枠組みがどのように拡張され、金融実務およびファイナンス研究に何をもたらしうるか、その展望を議論する。
※ 本レクチャーは、第1部:数理ファイナンスの考え方とヘッジ、第2部:ディープ・ヘッジ、の2部構成とし、レクチャーの途中で、適宜、質疑応答・議論の時間を設ける予定である。
第7回秋季研究大会プログラム / The 7th Fall Conference Program
※一部変更になる可能性があります。※論文は11月4日以降ダウンロード可能となる予定です。
第7回秋季研究大会オンライン参加方法
※11月4日以降にご案内する予定です。
お問い合わせ先
日本ファイナンス学会第7回秋季研究大会事務局